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2011年8月 4日 (木)

大峰山系 赤井谷から釈迦岳

この冬入会させていただいた山の会の例会で、大峰山系の太古の森が広がる谷を歩き、そして釈迦岳へ登ってきました。

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十津川方面は神戸の自宅から遥か遠いと思っていましたが、早朝の出発だと集合地の道の駅吉野路大塔まで二時間掛りませんでした。

ところが、そこから曲がりくねった道を一時間以上車を走らせ登山口へ。車の運転が大変。 大峰の山は奥深いなぁ…

十津川村旭口からの林道は、舗装はされていますが、がけ崩れで修復していた所が数か所、行く度かの土石流で橋の欄干はグニョグニョ、そして今にも落石がありそうで助手席に乗っててもハラハラする道。 恐がりの私は登山口に着いたらヘトヘトでした。

そんな林道を抜けて登山をしに来ている車がもう何台か駐車していました。

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支度を終え、ミーティング後、旭ノ川太尾登山口から登ります。

登山口あたりから、ヒメシャラの花が沢山落ちていました。そして春にはシャクナゲが彩ってくれる登山道でした。

上りつめた地点から、赤井谷へ向けて尾根伝いを下降します。

先頭のあかげらさんも二番手の私も初めての藪歩き。 
ササ藪へ突撃sign01 

足元ばかり見ないよう視野を前へ広げて、途中リーダーさん達にアドバイスしてもらいながら、降りれそうな尾根や踏み跡を見つけながら下って行きます。

谷に近づくと素晴らしい太古の森が現れてきました。

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大木にとても大きなサルノコシカケが宿っているには驚かされました。 何年物でしょうか?

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広々とした美しい森の中を本沢目指して歩きます。

ヒグラシが鳴き、遠くには一頭のシカが立ち止まって警戒して
じっと私たちを見ていた後、山の斜面を駆け上がって行きました。

ブナやミズナラの深山幽玄の森の中。 足元はフカフカ。

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赤い肌の木は、ヒメシャラの幹。 触るとひんやりと冷たい。
白い可愛い椿の様な花が沢山ハラハラと落ちていました。

水の流れる音が聞こえてくると、ひんやりとし空気が流れてきます。

赤井谷、清川源流に降りると、登山道の目印がちゃんとあったので、それをたよりに釈迦岳へ向かいます。

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       大きなカエルが、時々ピョッコリ。
     

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素晴らしい大きな太古の森が広がる谷を登ると、やがてミヤコザサの美しいトウヒやイタヤカエデの樹林帯へ変わり、尾根道の大峰奥駈道に近づきつつあります。

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 この辺りは聖天森とよばれ、石灰岩の白が良く目立ち、どこかの庭園のよう。

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深仙(じんせん)ノ宿で昼食休憩。 
ここには、大峰の行所のお堂と避難小屋に湧水がありました。

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あれが目指す釈迦岳か~?

深仙ノ宿からは私が先頭を仰せつかりました。 

歩くペースが少し早く後と離れてしまい、後も良く見ながらペースを保つように指導を受け、登って行きます。

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     厳しい登りも、展望が開けるとまた元気が出る!!

この登山道には、シロヤシオの古木が沢山あり、初夏は真っ白な
トンネルが美しそう。

山頂まで「まだ続くのか~」と思ってしまう急な登り道が続き、
足の甲の筋肉がビンビン伸びて痛い痛い…sweat01
一時間ほど上りつめて、やっと山頂に着きました。

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八経ヶ岳へ続く奥駈道稜線には雲が掛って、雨が少し心配…

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下山は千丈平から古田ノ森へと、美しい草原と樹林帯の混ざった美しい明るい尾根歩き。

千丈平では湧水(かくし水)を教えて頂き、味わいます。 
山頂近くに湧き出る、とても冷たく喉をすっと通る美味しい水でした。

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そして、この辺りは、春にはオオミネコザクラ、コイワガガミ。
初夏にはシロヤシオ、バケイソウと可憐な花が咲く所だそうです。

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ヌタ場もあるので、鹿もお水を飲みに来たのでしょうか? 
まだ若い鹿が一頭姿を見せてくれました。

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霧が出てきて。 とうとう雨がポツポツ。

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雨雲の中に入ってしまい、明るい尾根道から、幽玄の森へと
景色が変わります。

雨雲を抜けると最後は雨の中の下山でしたが、一日の内に変わる天気と共に素晴らしい景色、今なお修験道者が駈け巡る歴史を感じられ、どこを切り取っても晴らしいと思える山歩きの一日でした。

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コメント

釈迦ヶ岳に、そんなステキな所があるんですねshine
ノーマルルートしか知らないので、「赤井谷」魅力的です!
やっぱり、お決まりの藪コギが・・・(^^ゞ
コンパスならではですね。
曇天かと思っていましたら、頂上の展望も良かったみたいで、奥深い大峰の山々がキレイですheart04

また、次回の例会ではよろしくお願いします。

clover SACHIさんへ

赤井谷は静かな素晴らしい森でした。

てでぃさんが山に入る前に芦生の森より素晴らしい森だから、期待して下さい言っていましたもの。
帰路のノーマルルートも素敵ですね!!
素敵だ!綺麗だ!を何度も口にしましたよheart04
 
私もとうとうと云うのか、やっとコンパスの藪コギの洗礼を受けれれて、とっても楽しかったですup

お疲れ様でした、というより疲れてませんね、
折角のおニューの沢靴を濡らせず申し訳ありません、
8月後半から9月の日曜に、濡らしにお連れしたいと、思っております。

clover てでぃさんへ

素晴らしい森へのご案内有難うございました。

山(時に森の中)に行くと、頭や体がスッキリして
疲れもとても心地よいのです。
今度は素晴らしい沢をご案内下さるのですか?
嬉しいなheart02 楽しみにしています。 

うーん やっぱり素敵です。 大峰は奥深くて
名前も 経や釈迦 弥勒 神 仙 天狗 聖 といういかにも 厳かな名前がついていて

ずっと崇められてきているんだなぁって感じます。

今度 もう少し北の入り口の方に行ってきますが
こんな素敵な森なら 駆けるの忘れて ゆっくりしたくなりそうですね。

ワクワクしてきました。地図見たりこうやって他の方の山行記録見せていただいて準備してるだけで幸せになれるんだから 山って素晴らしいですよね。。

clover naruさんへ

naruさん達の今度の大峰は、
レースへのトレーニングで走る事が目的なんですよね~!!

観音峰のブナ林は展望は無いのですが、
それはそれは素晴らしい太古の森がまだ残っています。
その辺りは少しスピードを落として森の気を
沢山沢山貰ってきてくださいね。

私も大峰の水が豊かに流れる洞川へ、
また行きたくなってきましたconfident

天川ユースホステル利用ですが 二日分の食料もコンロも担ぐので 今回は走りません。 
ただ遠いのでスタートが遅くなり一日目の吉野からはかなりの早足で行かないと 二日めの観音岳はゆっくり楽しんできますね。水も☆
ジャンママさんともまた行きたいなぁ おしゃべりしながらね。

clover naruさんへ

そうでうね、距離と日数があるから荷物が多くなりますね。
きっと、レースの時の荷物がうそみたいに軽く思えるでしょう。

下山後の洞川温泉をせひ見学して下さい。
古い温泉街ですが軒下カフェをしていたり、美味しいお蕎屋さんや食事処など、若い人も頑張っている温泉街だそうですが、
龍泉寺は、古代から続く修験道の気と云うものを感じらる所でした。

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