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2011年3月23日 (水)

神出の里にて、のんびり、ゆっくり、ほっこり

この度の東北の震災で、東北で被災した方々のこれから先の事を思うと悲しくて、そして私自身の震災後の事を思い出してしまい、心がドンドン沈み込んで体調まで崩してしまいました。

帯状疱疹が出てきて右顔面がピリピリ、胃がしくしく痛む、寝れない…

阪神大震災の直後は私のお腹に赤ちゃんがいた事もあり、気も張って元気で過ごしていたけど、子供が生まれて震災一年後、二年後と気持が落ちて落ちて苦しく悲しかった日々や, 今まで忘れていた事まで思い出してしまい塞ぎ込んだ気持の一週間を過ごしていました。

阪神大震災で我が家と同じように家が全壊だった友人も同じ思いで過ごしていたのでしょう。「久しぶりにお茶でもしない?」と、お宅に誘ってくださり、集まったメンバーは同じ想いで一週間過ごしていたのか、たわいもない話題から、お互いに普段元気が出る方法を披露したりして気持ちが軽くなれました。

そして、「そうだ、私も今一番元気になれる場所に行こう!」と、動けるようになれたのです。

私の小さい時から相変わらず元気になる方法のひとつは、花や野山の景色を見ながらブラブラする事。

一昨年の秋に稲刈りで訪れた神戸・西区の神出(かんで)の広々とした里がなぜだか思い出されました。

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その里に訪れた時に、遠くに可愛らしい岡の様な二つの山、雄岡山(おっこさん)と雌岡山(めっこさん)が見えていたのです。

以前から、カタクリの花とケスハマソウが自生する場所があると聞いていましたので、その花達を探しに、
のどかな里と野山をひとりでのんびりと歩いたり走ったりしてきました。

電車を乗り換え、神鉄にコトコト揺られて緑が丘の駅へ

神戸市と三木市の境にあるこの駅から住宅街を少し行くと、雄岡山の登山口があります。

ぼんやりと過ごす日が多かったので、体が重いsweat01

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標高241.2㍍の岡の様な雄岡山。 
細い木のトンネルのトレイルを進むとあっという間に登れてしまう。

展望は南側にほんの少しですが淡路島が正面に見え、山頂には祠がぽっつり。

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誰も山頂には居ません。

山頂のベンチでお昼ごはんを食べた後、山を下ります。

舗装道路をゆっくり走りると金棒池が見えてきました。

すぐ脇の坂道を山頂へ向け登ってると心地よい風が渡り、梅の良い香りが風に乗って漂ってきます。 

梅林があり花は満開。 花は見頃なのに、人は私とあと三人ほどです。

梅林の南側には牧場があるらしく牛の鳴き声が聞こえてきます。

梅の木の下はホトケノザがこんもりと沢山咲いて、その中にはタンポポがポツポツ咲き、とっても愛らしい景色が広がっていました。

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雌岡山も標高はたったの249㍍。 

ここの神出という地名は、出雲神話のスサノオとクシナダが両山に降臨し、この二神からオオナムチが生まれたことから由来する
そうで、こちらは山頂には立派な神出神社がありました。

雌岡山は展望が良く、菊水山、明石海峡大橋、淡路島と遠くまで見渡せ、麓の大きなため池が印象に残る景色でした。

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カタクリはまだ葉が出たところで花を見る事はできませんでしたが、可愛いスケハマソウがまだ咲いていてくれてました。

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丁度西日が当たる時間でしたので日当たりの良い場所の花たちは、花弁を目一杯開いています。

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やっと見つけた、日蔭で花弁が半開きの可愛い花。

一年間のほとんどを林床の地中で過ごし,春先にひっそりと咲く花です。

しばらくひとりで花を観賞していると、写真を撮りにきた方がいらしたので場所を譲り山を下ります。

コツコツとキツツキが木を突つく音がしてきましたが、鳥の姿を見つける事ができません。

麓から見た雌岡山は小さいけどなだらかで優しい山姿。

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帰りはこの二つの山々を見ながら、広い神出の畑の間をゆっくり走って駅へ。

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広い広い畑の農道を行くのは私一人。
途中で出会ったのは、犬の散歩をする女性とサイクリングをする小学生の男の子だけ。

平原を時々渡る風が心地よく、この日は台地から沢山元気をもらえ、久しぶりにのんびり、ゆっくり、ほっこりと出来た日でした。

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コメント

こんにちは。
写真を見て、涙が出そうでした。
あぁ私も自然の中に身を置きたいと強く思いました。
神出ののんびりしたところが好きです。
オッコ山、メッコ山は登ったことがないので、
実家帰ったときに行ってみようかな。

shoe ぽんさんへ

のどかな田畑の風景の中を歩いていて、ひょいと道の角を曲がったら新興住宅地が現れて駅のそばに出たのです、ついさっきまで広い空の下にいてた事が夢の様だったんです…

神戸の街は、新しい街並みのすぐそばに昔の都市の面影やのどかな風景が残っていますね。

震災後立て替えた家からは、東灘で被害が一番凄かった所が一望なので、この景色から少し離れたくなりましたsweat01

ぽんさんのご実家のある須磨は幼いころ母の友人が坂の上に居られて良く遊びに行きました。
この春になったら淡路島の島影を見ながら、のんびりとひとりで走ってみようかと以前から計画していたのです。 

今度は、海の力をもらいに垂水から須磨へと行ってみますね!!

ケスハマソウ、今年も可憐に咲きましたね!

のどかな田園風景を見ていると、心が和みますね。
東北の被災地も、再び美しい景色を取り戻す日が来ますようにと
祈らずにはいられません。

また来月、裏六甲に春を見つけに行きましょう。

shoe こはるさんへ

ケスハマソウに会えました~! 
白と桃色の可愛い、可愛いお花達ですね。
裏六甲にひっそりと咲くお花を見つけに連れて行って下さいね!!

震災前日、次女と「東北に行こうか~!」と、本屋さんでガイドブック見ていたのでショックでした。
一日でも早く復興がされますように祈るばかりです。

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