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2009年3月10日 (火)

熊野古道中辺路トレイルランニングレース

紀州口熊野の里は春がもうすぐそこに、やって来ていました。

Photo 

今年になって、ここ熊野古道中辺路入り口の、口熊野に訪れるのは二度目です。

今回は、菜の花の向こうに見える山の中を走る、熊野古道トレイルランの大会に出場する為にやって来ました。

ラン友達のたかにょろさんに誘われて、私達夫婦も参加。

大会のスタート時間が早いので、前の日の土曜日から白浜に前泊。

ここ5年ほどは、マラソン大会出場の為に訪れていましたが、レースが終わればとんぼ返り。

今回は前泊で、せっかく来たのだからと、熊野本宮大社へ訪れました。

富田川沿いの山また山の道を走ると、熊野川の雄大な川原の風景が突然目の前に現れてきました。

Photo_2

白い川原の石、澄んだ水に空の青が映って、とても素晴らしい眺め。

熊野本宮大社はこの先の高台に鎮座しています。

以前は、この写真での川原左手の中洲・大斎原(おおゆのはら)に鎮座していたのですが、明治22年の大洪水で社殿のいくつかが流失。残った上四社が今の高台に鎮座されたとのことです。

Photo_3 

私達も熊野本宮大社へ参拝。

神妙な心で、二人とも参拝致しました。

熊野本宮大社の帰りに、今回トレイランコースからは外されている、人気の牛馬童子も訪れたかったのですが、神戸をゆっくり出発したので、後の用の時間が押し迫り立ち寄る事が出来ませんでした。

ちょっと残念ですがまた、いつかの機会に…

白浜の宿泊ホテルでチェックインを済ませ、紀伊田辺駅へ後でバスでやって来るたかにょろさんと待ち合わせて夕食会。

彼女に紀伊田辺でバスを下車してもらった訳は、旦那の会社の方のお勧めのお店で食事をする為。

めずらしい魚の美味しい料理、ビール、地酒を頂き、満足満足!

ホテルにもどり、温泉につかり、夜はグッスリっと行きたい所でしたが、明日に気持ちが高ぶっているのか、眠りは浅かったみたいです。

明け方に起きるのは苦手な私ですが、ぱっと4時半に目が覚めましたから…

ホテルの朝食時間開始前に、出発しなければならないので、暖かいご飯を食べたいと駄々をこねる主人の為にあれこれ考え、家から電磁調理のコンロと鍋を持参、パックのご飯を湯煎してほっかほっかご飯を無事に食べることができました。

大会の会場は、滝尻王子近くの古道ヶ丘の飯盛山がスタート、ゴールとなります。

Photo_4 

トレイルランの大会のゴールゲートは緑に包まれ、いつ見ても絵になります…!

体育館で、受付,着替え、そして、欲しい物いっぱいのショップが充実でした。

二週間ほど前に日本入荷してきた、グレゴリーの新製品女性用のトレイラン用バックパックがあり、もう喉から手が出るくらい欲しかったです!!

今日は天気予報では、昼から雨とのこと、それに山の中ですので朝は寒い寒い。

あまりの寒さで丸まって、ストレッチもあまりせず。上着を脱ぐのが決心が要りました~!!

参加人数は180人ほどです、募集定員も200人。 山の道を荒らさないためには参加人数少ない方が良いですね。

 

60人ずつの5分間隔でのスタート。

スタートの合図は、熊野古道らしく、山伏が吹く法螺貝。

旦那が、一番前からスタートしようと言ったので、厚かましく一番前へ。

あっという間にみんなに追い越されました。 旦那もあっという間にいなくなりました。

気が付けば、最後の方ですsweat01

急坂最初はゆっくり走って上がりましたが、直ぐに息が上がってお歩き。

たかにょろさんとしばらくは、一緒でしたが、山道に入るとのぼりが速い彼女との距離が少しずつ開いていきます。

Photo_5 

私はいつもだけど、ゼーゼー、ハーハー。 彼女の呼吸は乱れてません…sweat02

いきなり、普段の練習の平均の走行距離の差を思い知らされました。

山の下りは、私は大の得意なので、下りでなんとか彼女に追い付き、追い越し、またのぼりで追い越されの繰り返し。

飯盛山の途中から、熊野古道へ入ります。

最初のエイドステーション高原霧の里。

旦那は何も飲まずに通過したようだが、私はちょっと一杯(お酒じゃないですよ~)頂き、エイドの方とちょっと談笑。

飲み始めて直ぐに、たかにょろさんがやってきた。 速い~!!

ママは下りが速いと言われたけど、彼女は上りがスイスイと速い!!

ここからは明るい民家の間の石畳の道。

Photo_6 

水が流れていて、どのお宅もこの水を利用できるようにしてある。

「頑張って~」っと、皆家から出てきて応援してくださるのがうれしい!

山里を過ぎると、写真で見た独特の杉木立の風景が続く。

Photo_7 

薄暗い杉木立、苔むした石。澄んだ空気。

誰も回りにいなくなって、ひとりで行く時、ありがたい何かがいてくれてそうな気がする。

はるか昔、霊場への長旅をした人々を思う。

それぞれがどんな思いで、この道を熊野詣に行き交ったのだろう…

そんな事を思うと、ついついレースを忘れて、足がゆっくりとなってしまう。

この大会は、そんなシンとした深い杉木立の熊野古道を行くのだが、分かれ道などで、「ここから下りですよ~」「上りご苦労様でした!」とコース案内に語り部ガイドさんやスタッフの方が立っていてくれて、声を掛けてくれるのがとても嬉しく、安心だ。

Photo_8

大門王子、十丈王子、悪四郎屋敷跡、上多和茶屋敷跡を過ぎると、上り道が終わり、走りやすい下りの林道。

ヒャッホ~っていう感じで、走れた。

走りやすく、かなり先のほうを見ながら走れ、なかなか軽快なステップで下れる。

ここで、やっとたかにょろさんに追いついた。

が、人気の牛馬童子へ行く古道はコースから外されている為に、 未舗装の林道を走る。

固い土で石がごろつき、土の道は雨水などでえぐれていたり、車のわだちがあったりで、走りずらい…

このあたりから、折り返ししてきたランナー達とすれ違う。

さすが、前を行く選手は、この坂をどんどん走って登る! 凄い!!

皆さんすれ違う時に、頑張れ! ファイト!!と、声を掛けてくれる。

うちの旦那様は、もう行ってしまったのかな??

Photo_10 未舗装の道から、アスファルトの下り… 

私は、球技で捻挫を何度かしているので、足首が硬いので、アスファルトの下り道は苦手。 

どんどん、又たかにょろさんとの間が開く。

うんざりして走っていると、旦那が登ってきた。 ちゃんと走って来ている! さすが、日々練習を積んでいるだけあるな~っと、感心、感心!!

ハイタッチして、エールの交換。

下り坂に嫌気がしてきたので、よそ見をして気を紛らわすと…

Photo_11

ふきのとうを見つけました。

いくつか摘んで、リュックに入れたかったな~

しかし、この坂折り返したら上るのね…sweat02

折り返し地点のエイドでの、バナナが美味しかったので、 二つも立て続けに美味しい、美味しいと言いながら食べ。 さあ~! さっき降りてきた坂を上らねば!  「ふぅ~wobbly

上りだしたら、ゆっくりだけど結構走って行けました。 結局三分の二以上はトコトコ走って上がったかな~?

Photo_9 最後尾を見守る、山伏ランナーさんがやってきた。

復路は、未舗装の林道が半分、アスファルトの道が半分。

未舗装の林道は、裂石が敷かれて快適にとは言いにくいけど、杉木立のなかで、なかなかいい感じ。

お腹が空いてきたので、パワーバーの残りを、かじりながら食べ走る。

こんな私でも、折り返しから何人かの人を追い越せたのが、ちょっぴり嬉しい。

ここで又たかにょろさんと会ったのだが、彼女はとても楽しそうでウキウキと走っている。 どうも、トレイルレースがとても気に入ったようだ。

楽しいっと言いながら、軽快な足取りでまたまた私の先を行ってしまった。

彼女が行ってしまうと、また一人旅。 たま~に、ランナーに出会うぐらいだ。

Photo

突然ぱっと開けた景色が出てきてホッとしたり、林道の少し奥の方から、ギコギコと木を切る音とかすかに人の話し声が聞こえてきたり、何か変わった事は無いかと、耳を澄ましながら走った。

炭焼きの、窯もあったぞ!

未舗装の林道が終わると、アスファルトの下りがかなり長く続く。

つま先が痛くなってくるし、振動で頭がクラクラしてくる。

やっぱり、道路の下りは苦手だ~

高原霧の里まで来ると、里の方が応援をしてくださる。

Photo_2

元気が湧いてくる! 

追い越したり、追い越されたりするランナー同士も、みんな笑顔で声を掛け合う。 しんどかったけど、沢山元気をもらえた。

ここからかなりの急坂のアスファルト、足はヨロヨロ。

あれこれと、走り方を工夫してみるが、ちっとも早く走れず、だんだんブレーキがかかる…

のこり2.6キロでまた熊野古道に入るのだが、山の登り道で足が上がリにくくなって、最初はよろめきながどっこらしょ… 

なんとか、足が復活してきて、飯盛山からの下りはまたピョンピョン降りれて、上りで追い越されたおじさんを、又追い越したのだけど、その時に、「下り速いね~」と、感心していただけた!! ちょっと、嬉しいな~note

ゴールはもう直ぐそこ、アスファルトの下り道はウンザリだけど、こらえて走る~~!!

法螺貝の音が鳴り、私のゴールを向えてくれ、フィニッシュ!

「長い時間待たなあかんで~」と出発前に言っておいたのだが、1時間も旦那を待たさなかったので、上出来だ! 良かった!

 

タイムは…

マアマアなのか、 遅いのか? 

熊野の大地、人の優しさを感じる事の出来た、大会でした。

そして、もっと練習をして、しっかり走れるようになりたいと思った大会。

熊野古道はまた一度、レースではなく、 ゆっくりマラニックで訪れる事が出来ればと思います。

しかし、後半の坂下りは、トレイルランではないよ…  

帰りも同じコースならもう少し、タイムも縮まったのにな… と、ちょっぴり山の下り好きの私は思うのでした…

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コメント

お世話になり、ありがとうございました。
楽しかったですね。
本当に温かい大会でした。

近いようで結構遠い和歌山。
折角だから私も観光したかったです。

ところで筋肉痛・・・まだ少し残っております。
今度は日帰りで行ける大会に行きましょう!
早速探しておりますぞsmile

なかなか楽しそうな大会だったみたいですねheart01
私も拘束時間が短くて気軽に参加できる
トレイル大会に行ってみたいな。
でも、普段から山の練習がいるから
無理だろうな~。
ここらの山はちょっと不気味なのでdown

母方の田舎が高野山。和歌山の山々を見ると
また遊びに行きたくなります。

clover たかにょろさんへ

スタッフやランナーの皆さんが好い感じで、楽しい大会でしたね!

大会もですが、ゆっくりトレイルランしに一緒に行きましょうね!

筋肉痛はきっと私の方がひどいですよ~sweat01 
ふくらはぎが痛くって、堪りませんcoldsweats01


clover わたっこさんへ

和歌山の南の方は、時間の流れがゆっくりで、人も穏やかです。
暖かな良い大会でしたよ。

街の坂や、階段で練習して、ゆっくりのんびりトレイル行きましょうね! 
京都なら嵐山の方が寂しくなくって、行きやすいかな??
たかにょろちゃんに案内してもらおう!!


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